「対応する電算データがありません」のエラーについて対処方法をご案内します。
【 はじめに 】
こちらのページでは、以下の2つのエラーの対処方法をご案内しております。
「対応する電算データがありません。〇年〇月分が〇年〇月請求の月遅れとして作成されていません」というエラー
※クリックすると該当の箇所に移動します
【「対応する電算データがありません。」というエラーの場合】
こちらのエラーは以下の場合に起こります。
・社保で請求したがすべて国保だった、または国保で請求したがすべて社保だった場合
・返戻月のレセプトを月遅れに入れていた場合
・患者登録が3その他になっている場合
それぞれの場合にわけて処理方法をご案内します。
社保で請求したがすべて国保だった、または国保で請求したがすべて社保だった場合
正しい請求先に月遅れ請求となるため、オンライン返戻は不要です。
オンライン返戻データ作成画面では未作成のままでも問題ありません。
お名前を選択し、画面右下にあります「選択行の削除」ボタンから返戻データを削除して頂いても問題ありません。
患者登録を正しい保険情報に修正して、月遅れ請求処理をします。
レセプト集計後、電子レセプト作成をすることにより当月分のレセプトに入れることができます。
返戻月のレセプトを月遅れに入れていた場合
【 例 】
令和6年8月分で患者様が保険証の発行が遅れており、確認を取れたら請求することになり、令和6年10月分の月遅れ請求に入れ、先送りにしていた。
令和6年8月分の診療が返戻になり、当月で返戻データを作成しようとすると、「対応する電算データがありません」とエラーになった。
【 手順 】
①メインメニューより「7.レセプト業務」>「月遅れ請求」をクリックします。
②左上の年月を、8月分の診療を月遅れした「令和6年10月の診療分に含めての月遅れ請求を行います」となるように切り替えます。
③表の中から、該当の患者様の8月分の行を選択し、「選択患者を一覧から削除する」で削除し、画面を「OK(進む)」で閉じます。
④再度「レセプト業務」>「総括表」>当月分の「オンライン返戻データ作成」>該当の患者様に対し、「Step2 再請求患者データ作成」ができるか、ご確認ください。
患者登録が3その他になっている場合
①患者登録の左上が3その他になっていないか確認します。
なっている場合は、0保険に修正し、保険者番号、記号、番号を入力しOKで閉じます。
②再度「レセプト業務」>「総括表」>当月分の「オンライン返戻データ作成」>該当の患者様に対し、「Step2 再請求患者データ作成」ができるか、ご確認ください。
【「対応する電算データがありません。〇年〇月分が〇年〇月請求の月遅れとして作成されていません」というエラーの場合】
月遅れ請求処理をしてstep2に進んで頂ければエラーが解消されます。
具体的な手順は以下になります。
①オンライン返戻データ作成画面にて月遅れ請求処理に必要な情報を控えます。
②メインメニューに戻ります。(エラー画面の[OK]ボタンをクリック>[終了する]ボタンをクリック>[OK]ボタンをクリック)
③月遅れ請求の画面を開きます。([7レセプト業務]ボタンをクリック>[月遅れ請求]ボタンをクリック)
①で控えておいた情報を入力して[以下の請求一覧に追加する]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンで閉じます。
④オンライン返戻データ作成の画面に戻ります。([7レセプト業務]ボタンをクリック>[総括表]ボタンをクリック>[オンライン返戻データ作成]ボタンをクリック)
⑤[Step2.再請求患者データ作成]ボタンをクリックしエラーが解消されたことをご確認下さい。