オンライン請求の前に、確認試験で事前にエラーチェックを行う方法をご案内いたします。
【 はじめに 】
確認試験とは、オンライン請求のシステムを利用し、事前に送信のテストやエラーのチェックを行えるシステムです。
確認試験は、毎月5日~月末まで操作が可能です。
確認試験で送信した内容は基金・連合会には請求されません。
※確認試験の操作は支払基金様の管轄の為、データが送信できない・確認試験の画面に接続できない・パスワードの紛失等、詳しい操作内容は、弊社サポートセンターでは対応できかねます。
操作のご不明点は、オンライン請求ヘルプデスク様(0120-60-7210)へ直接お問い合わせをお願いいたします。
本番のオンライン請求の方法については、下記のページをご覧ください。
【POWER5G使用/オンライン請求用PCが別の方はこちら】
【POWER5G使用/オンライン請求が同じPCに入っている方はこちら】
【POWER4G使用の方はこちら】
【 操作方法 】
確認試験の方法は、オンライン請求送信とほとんど変わらない操作となります。
レセプト集計/レセプトチェック/電子レセプト作成までが全て済んでいることを前提に、データ送信までの操作をピンポイントに解説しております。
レセプトデータの作成を事前に済ませ、USBを使用してオンライン請求を行っている場合は、予めUSBにデータを移すまでの操作をお願いいたします。
■関連項目
オンライン請求用PCとPOWER5Gが別のPCの場合
→【POWER5G別居型】オンライン請求/USBにレセプトデータを書き込む
POWER4Gの場合
【例】
令和7年2月に、現在までの入力分のレセプトを集計し、エラーチェックを行った。
現時点での電子レセプトを作成し、そのデータを確認試験で送り、エラーを確認する場合。
①オンライン請求用のPCにて、オンライン請求アイコンをクリックします。
②請求先を選択します。
例では支払基金(社保)を選択しています。
③電子証明書をクリックして選択し、「OK」をクリックします。
④「確認試験」を開きます。
⑤オンライン請求のID/パスワードを入れて「ログイン」を押します。
⑥「レセプト送信・状況」ボタンより、「送信」を選択します。
⑦確認試験では、操作前月のレセプトを送信するのがデフォルトとなっているようです。
例えば、令和7年2月18日時点で、試しに2月診療分を送信したい場合は、
送信時に「令和7年2月診療分」にチェックを入れ、「実行」を選択します。
⑧「参照」をクリックします。
⑨USBに電子レセプトデータを入れている場合は、USBの中の「社保」フォルダを選択し、
「アップロード」を押します。
■オンライン請求のPCとPOWER5Gが同じPCの場合
1.左側から「PC」を選択し、「Cドライブ」をダブルクリックします。
2.「_電子レセプト」フォルダをダブルクリックします。
3.送信するデータ年月のフォルダをダブルクリックします。
※令和7年2月診療分を送るのであれば、「202502」を選択します。
4.中に書き込まれた「社保/国保いずれかのファイル」をクリックし、アップロードを押します。
※例は社保のフォルダを選択しています。
選択の際に、「社保」「国保」のフォルダをダブルクリックすると、「このフォルダーは空です」と表示されますが、ページの仕様によるものなので、そのままアップデートをご選択ください。
⑩確認のメッセージが出たら、「アップロード」をクリックします。
⑪ファイルの表示が出たら、「送信」を選択し、メッセージを「OK」で閉じます。
⑫メッセージを「OK」で閉じます。
⑭メッセージを「OK」で閉じます。
⑮「レセプト送信・状況」より、「状況」を選択します。
⑯件数の中に、受付不能/要確認の内容がないか確認します。
受付不能・要確認の件数欄をクリックすると、患者名や理由が確認可能です。
読み込みが遅い時は「最新状況に更新」を押します。
あまりに読み込み時間が長く表示される際は、一度オンライン請求の画面を閉じ、再度時間を置いて確認も可能です。
⑦の手順に従って、例のように2月分を請求したとしても、上部の表記は「1月」となりますが、画面の表記の仕様の為、問題ありません。
【受付不能】
レセプト送信できないものになります。
受付不能理由をご確認の上、修正後、電子レセプトを再作成しオンライン請求されるか、月遅れ請求として次月以降に回す必要があります。
【要確認件数】
返戻になり得る内容が含まれるものです。そのまま請求をすることも可能です。
エラーのまま請求させる場合は[請求確定(エラー分含む)]にて請求確定をしてください。
よくあるエラーの対処方法に関してはこちらをご覧ください
⑰確認後は請求を取り消します。
請求状況欄の「請求取消」をクリックします。
確認試験は実際に請求されることはありません。
誤って請求確定を押したとしても、基金/連合会にレセプトが提出されるわけではありません。
ただ、項目を取り消すか、確定しないと次のテストデータが送信できないため、
この項目では取消をご案内しております。
⑱「実行」を押します。
⑲メッセージを「OK」で閉じます。
⑳「レセプト送信・状況」>「状況」の画面より、取消済となっているかを確認します。
㉑オンライン請求サイトからログアウトし、操作終了です。
確認試験を国保でも行いたい場合は、もう一方の請求先のページ(例では国保)に
ログインし、同様の手順で行ってください。