訪問診療の処置入力方法についてご案内します。
【 大まかな手順 】
訪問診療は、大きく分けて、3つのステップに分けられます。
【 ①初期設定の確認 】
■事前確認1. 訪問の入力モードの確認
①メインメニュー画面に戻り、「8. 設定/その他」タブを開きます。
②「 マスターメンテナンス」をクリックします。
③「 41.処置入力設定」をクリックします。
③「第5群 訪問診療関連]の中の、「01. 訪問診療データ入力画面方式」が
「パック方式の展開」にチェックをつけます。
④右下「OK」で閉じ、マスターメンテナンスの画面を「OK(進む)」で閉じましたら、
操作終了です。
■事前確認2. 介護入力機能の設定
※介護保険を利用した入力を行いたい場合に設定します。
※介護レセプトの用紙印刷・CD作成・データ作成は有料のオプションです。
ご加入がない場合、介護レセプトの作成はできませんので、ご注意ください。
(患者様への介護情報入力・処置入力での介護単位の入力・訪問診療集計画面の閲覧は、
オプション未加入でも、下記の設定により利用可能です)
①メインメニュー画面に戻り、「8. 設定/その他」を開きます。
②「 動作環境:機器設定」をクリックします。
③「第3群 システム動作仕様・機能仕様等」までカーソルを下げ、
「7. 訪問診療:介護保険入力支援」の「行う」を選択します。
④右下の「保存と終了」をクリックし、操作終了です。
【 ②患者様ごとに訪問先を設定する 】
①該当の患者様の「患者登録」画面を開きます。
②「その他」タブをクリックします
③「訪問診療」欄を「1:訪問診療」に変更します。
④「訪問先マスタ参照」ボタンを押します。
⑤訪問先を選択して「OK」を押します。
※新しく訪問先を作成したい場合は、こちらをご参照ください。
→患者様の訪問先の施設名を追加するにはどうしたらいいですか?
⑤介護保険を入力する場合は、「介護情報」タブをクリックし、内容を入力します。
入力後、「保存・終了」で閉じます。
⑥患者登録を「OK(進む)」で閉じ、処置入力へ移ります。
【 ③訪問診療の処置を入力する 】
①該当の患者様の「処置入力」画面より、初診か再診を選択します。
②「訪問」ボタンをクリックします。
③「1.訪問データ入力」をクリックします。
④左側のパックから、該当のものを選びます。
※例は患者様の個人宅に1人のみ(介護なし)の訪問診療と仮定し、
「350:診療:居宅(1人の場合)」を選択します。
⑤訪問時間を誘導に従って入力します。
⑥衛生指導時間を誘導に従って入力します。
※指導がなければキャンセルをクリックします。
⑦訪衛指は月に何人診たかで点数が決まるため、該当施設の月単位の人数区分を選択します。
※例は居宅で1人のみのため、「1人」を選択します。
⑧初回の入力では通院困難理由を入力する必要があります。
メッセージを「OK」で閉じます。
⑨通院困難理由を、候補の中から選択するか、下の直接入力欄に打ち込んでいただき、
「OK」をクリックします。
⑩訪問に関する点数/訪問日/訪問時間/訪問先/指導時間/通院困難理由が入っている
ことを確認し、パック画面を「OK」で閉じます。
⑪初診料(もしくは再診料)が自動で0点となり、訪問の内容が記載されます。
※0点の初診料/再診料は、レセプトに影響するため、表記を0×1のままにしていただき、
任意で削除しないようご注意ください。
⑫その後の処置に関しては、外来の方と同じように通常通り入力し、操作終了です。
※訪問に関わる加算点数がある場合は、自動で点数が加算されます。